全国集計結果2019年度
2019年6月15日(土)
「過労死110番 」
全国電話相談活動の結果 (速報)
2019年6月15日 午後4時30分現在集約分
- 相談実施地域
- 全国 34 都道府県(午前10時~午後3時)
- 相談件数総数
- 222 件
合計相談件数 | 222件 | |
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過労死予防・過重労働等相談
労働運転 |
168件
1件 |
|
労災補償相談(死亡または療養) 脳・心臓疾患相談 自殺・精神疾患相談 その他のストレス疾患相談 その他 |
29件 2件 16件 2件 9件 |
(うち死亡6件) (うち死亡2件) (うち死亡3件) (うち死亡0件) (うち死亡1件) |
その他の相談 | 25件 |
実施 34都道府県 内訳
()内の数字はその内死亡件数
地域 | 相談件数 |
予防 ・ 過重労働等 |
※内訳 重複解答有 | 労災補償 | ※内訳 | その他 | |||||||||
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長時間労働 | 深夜勤務 |
海外出張 ・ 赴任 |
パワハラ | セクハラ | 運転労働 | その他 |
脳 ・ 心臓 |
自殺 ・ 精神疾患 |
その他ストレス疾患 | その他 | |||||
全国 | 222 | 168 | 61 | 11 | 1 | 80 | 1 | 25 | 29 (6) | 2 (2) | 16 (3) | 2 ( ) | 9 (1) | 25 | |
全国一斉相談 都道府県内訳 | |||||||||||||||
北海道 | 5 | 4 | 2 | 1 | 2 | 2 | 1 (1) | 1 (1) | |||||||
秋田 | 0 | ||||||||||||||
岩手 | 0 | ||||||||||||||
山形 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||||
宮城 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||||
新潟 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||||
石川 | 0 | ||||||||||||||
福井 | 2 | 1 | 1 | 1 (1) | 1 (1) | ||||||||||
長野 | 2 | 2 | 2 | ||||||||||||
栃木 | 3 | 3 | 1 | 2 | |||||||||||
茨城 | 2 | 2 | 1 | 1 | |||||||||||
群馬 | 6 | 6 | 2 | 2 | 2 | ||||||||||
山梨 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||||
埼玉 | 1 | 1 | |||||||||||||
東京 | 80 | 63 | 14 | 4 | 32 | 1 | 3 | 17 (1) | 11 | 1 | 5 (1) | 9 | |||
神奈川 | 7 | 6 | 3 | 3 | 1 | 1 | 1 | ||||||||
静岡 | 0 | ||||||||||||||
愛知 | 8 | 6 | 4 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||
三重 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
京都 | 3 | 3 | |||||||||||||
大阪 | 40 | 32 | 17 | 22 | 7 | 4 (1) | 2 (1) | 2 | 4 | ||||||
兵庫 | 15 | 10 | 3 | 7 | 1 (1) | 1 (1) | 4 | ||||||||
鳥取 | 0 | ||||||||||||||
岡山 | 2 | 2 | 1 | 1 | |||||||||||
広島 | 11 | 10 | 4 | 3 | 3 | 1 | 1 | ||||||||
山口 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||||
徳島 | 2 | 1 | 1 | 1 | |||||||||||
香川 | 0 | ||||||||||||||
高知 | 3 | 3 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
愛媛 | 6 | 6 | 2 | 1 | 2 | 1 | |||||||||
福岡 | 2 | 2 | 1 | 1 | |||||||||||
佐賀 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||||
大分 | 0 | ||||||||||||||
宮崎 | 4 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 (1) | 1 |
予防相談(過重労働,パワハラ,働き方改革等)
- 土曜日も出勤させられているが、働き方改革関連法の成立に伴い、会社が残業の上限規制で罰せられることにならないか心配している。(60代男性・建設業)
- 上司のパワハラが原因で休職したところ、それを理由に人事考課で最低の評価をされ、納得できない。(50代男性)
- 休憩時間も上司の食事の準備・片付けや電話番などをさせられるので、きちんと休めていない。労働局に相談したが、「公務員だと対応できない」と言われてしまった。(50代女性・地方公務員)
- 夜勤の仕事だが、業務終了後の昼間の時間帯に会議で呼び出されるので、睡眠が十分にとれない。(男性・運輸業)
- 調理の仕事をしているが、多くの人数の食事を作らなければならず、朝早くから夜まで働き続け通勤途上で疲れから転びそうになった(女性)
- 建築関係の仕事を行っているが月の残業時間が80時間以上である。大変きつい。国からの規制もあって納期が厳しい。働き方改革を言っている総務の人たちだけが定時に帰っている。(女性)
- 今年から中学教員になった娘が、毎日朝6時半出勤、夜10時過ぎ帰宅で疲れ切っている。
- 娘の勤務先は、働き方改革で本社は長時間労働をしていないが、娘の勤務する子会社は朝7時から夜12時まで勤務、残業代も一部しか支払われない。労基署に相談にいくと「本人が相談に来ないと」と言われる(40代女性、製造業)
- 朝5時や6時半から勤務だが日報は8時からという記載になっている。抜本的に制度改革をしなければ過労死が防止できないと思う。(建設業)
- コンビニのオーナーだが、長時間労働であり、健康も害している。人が足りないので休むこともできない。(男性・サービス業)
補償(脳・心臓疾患)
- 中国の工場に派遣されていた部長が、長時間労働等が原因で心筋梗塞により死亡した。(男性・サービス業、部下からの相談)
- 夫が、長時間労働が続き、心不全で死亡した。(男性・サービス業)
補償(精神疾患)
- 解雇すると脅され、精神的に追い込まれて体調を崩し、退職せざるを得なくなった。会社に対し、不当な退職強要によって受けた精神的苦痛についての補償を請求したい。(40代女性・サービス業)
- 年間800時間~1000時間超の残業をしているが、残業代も支払われず、上長のパワハラもあり、うつ病になった。(30代女性・事務職)
- 連日残業が続く中で、上司からひどいことを言われ、うつ病になり休職している。同じ会社に戻って働ける自信がない。(40代男性・営業職)
- 10年以上前の勤務でアルバイトが辞めるたびに上司から「なぜやめたのか説明しろ」と叱責され、説明すると「言い訳するな」と叱責されるなどを繰り返し、うつで退職。そこから12年治癒しない。パワハラの加害者が刑事で罰せられる社会になってほしい(男性、物流)
- 小さな会社の名ばかり役員で、実際には事務職。社長のパワハラが横行し精神的に病んだこともある。(男性)
補償(自殺)
- 夫が、長時間労働と社内での人間関係のトラブルが原因で自殺した。子供たちも小さく、住宅ローンを抱えているので、この先の生活が不安である。(男性・営業職)
その他
- 家族経営の会社なので、人が足りなくても補充してもらえず、休みたい時に休めないので、困っている。(60代男性・流通業)
- デスクワークで1日中座ったままなど、肉体的負担が大きい仕事なので、休憩時間を増やしてほしい。(女性・事務職)
- 上司から殴る蹴るの暴行を受け、今は休職している。暴行をはたらいた上司はそのまま働き続けている。補償の問題を含め相談をしたい。(20代男性、流通)
- パワハラを理由に退職願を出したのに、受理してもらえない。(30代女性)